第65回 ★肩こりと水分不足の関係性

第65回 ★肩こりと水分不足の関係性
【1】こんな方は要注意!
一日を通してあまり水を飲まない、
コーヒーやお茶ばかりで喉を潤している、
夕方になると肩や首が重くなる、
肌の乾燥やむくみが気になる。
これらは「体内の水分不足」による血流の滞りが関係しているかもしれません。
【2】原因はこれかも?
人の体の約60%は水分でできています。
血液も筋肉も水分が足りなくなると、ドロドロの状態になり、流れが悪くなります。
その結果、酸素や栄養が届きにくくなり、肩や首の筋肉が固くなります。
また、水分が不足すると老廃物を流すリンパの働きも弱まり、疲労が取れにくくなります。
特に冷たい飲み物ばかり摂ると、
内臓が冷えて代謝が落ち、
さらに血流が悪化するという悪循環に陥ります。
【3】セルフケア方法
こまめな水分補給を意識しましょう。
一度にたくさん飲むよりも、コップ一杯を数回に分けて飲むのがおすすめです。
常温の水や白湯を中心にすることで、体が冷えにくくなります。
また、入浴後や運動後は汗で水分が失われるため、
忘れずに補給しましょう。
体に水を「ためる」ことではなく、「巡らせる」ことが大切です。
【4】放っておくとどうなる?
水分不足が続くと、血流が滞り、肩こりや頭痛だけでなく、
めまいや集中力の低下にもつながります。
さらに、体温調整がうまくできず、
冷えやむくみが悪化することもあります。
慢性的な疲れを感じている人は、
まず水分量を見直してみましょう。
【5】まとめ
肩こりの根本改善には、
血流と代謝を整えることが欠かせません。
水分はそのベースとなる要素です。
「1日1.5〜2リットル」を目安に、
こまめに水を摂り、
体の中から巡りを整えましょう。
整体では、血流やリンパの流れを促し、
水分がスムーズに循環する体づくりをサポートしています。
【院長のひとこと】
体の不調は、水分不足から始まることも多いです。
私自身も朝起きたらまず白湯を一杯飲む習慣を続けています。
それだけで体が温まり、肩の動きも軽くなります。
「水を飲む」は、最も簡単で効果的なセルフケアです。
今日から意識してみましょう。
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